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目立ちにくい」入れ歯
しっかり噛める」入れ歯
痛みを軽減」する入れ歯

担当医より:入れ歯作りに対するメッセージ

担当医より:入れ歯作りに対するメッセージ

お口の中は、患者さんごとに全く異なります。そのため、理想の入れ歯の形はひとつではなく、画一的なやり方や、あるパターンの技術・治療法だけで入れ歯を作ろうとすると、患者さんにとってベストなものができるとは限りません。様々な治療方法・技術を取り入れることが、お口に合った最適な入れ歯を作るために必要です。

お口の中は、顎の減り具合や粘膜の堅さ、位置関係、関節の動き方など、複雑な条件が組み合わされて作り出されています。患者さんの状態を詳しく調べ、様々な入れ歯の作り方の中から最適なプランを選択してご提案するというのが、当院の考え方です。

そのために、日々研究・新しい知見の獲得も怠りません。ぜひ入れ歯でお悩みの方は、一度当院までご相談ください。

患者さんのニーズに応える入れ歯のラインナップ

これまで入れ歯には、保険適用のプラスチックでできた入れ歯と、自費診療となる金属製の2種類しかありませんでした。しかし、最近では患者さんのニーズに合わせた様々な入れ歯が開発されています。

目立ちにくい入れ歯

部分入れ歯を固定するためには、従来金属のバネが使われてきました。この金属部は外側からもはっきり見えることが多く、これが入れ歯が目立ってしまう原因となっていました。

そこで開発されたのが「ノンクラスプデンチャー」と呼ばれるものです。ノンクラスプデンチャーは、従来金属で作られていた固定具部分を、歯茎と同化しやすい薄桃色のシリコンにすることで、目立ちにくくする工夫がなされています

バルプラスト

バルプラスト

歯の付け根部分にうまくはまり込み、密着しやすいという特徴があります。ナイロンに似た素材で、滑らかさと柔らかさを兼ね備えており、割れにくいという点も大きなメリットです。アメリカで50年以上の歴史があり、安心の素材でもあります。

オプションのご紹介

ノンクラスプデンチャー+金属

ノンクラスプデンチャー+金属

ノンクラスプデンチャーは目立ちにくいのですが、金属を使用しないことによって耐久性が低くなりやすいデメリットがあります。その弱点を補うために、目立たない部分に金属を併用することによって、耐久性を改善することができます。

ノンクラスプデンチャー+シリコン

ノンクラスプデンチャー+シリコン

ノンクラスプデンチャーの裏側にシリコンを貼り付けることで、
・歯茎が痛くなりにくい
・堅いものでもしっかり噛める
・シリコンが吸着することで外れにくくなる
といったメリットが得られます。
これまで使用してきた入れ歯で「痛い」「噛みにくい」「外れやすい」といったトラブルにお悩みだった方に、ぜひお勧めしたいオプションです。

しっかり噛める入れ歯

しっかり噛めることは、入れ歯にとって非常に大事なことです。しかし、外れやすく噛みにくい入れ歯を使っている患者さんも多くいらっしゃいます。入れ歯をしっかりと安定させる装置を利用することで、これら入れ歯のトラブルを解決することができます。

磁性アタッチメント義歯

磁性アタッチメント義歯

磁性アタッチメント義歯は、入れ歯とお口の中にそれぞれ磁石を埋め込むことで、入れ歯そのものを磁石の力でくっつけ、外れにくくするものです。構造上、金属のバネが不要になりますので、見た目にも分かりにくく、異物感もあまりないというメリットがあります。

インプラントオーバーデンチャー

インプラントオーバーデンチャー

インプラントオーバーデンチャーは、2~4本程度のインプラントを埋め込んで、入れ歯をしっかりと安定させるという治療法です。通常のインプラントとは異なり、患者さんが自由に取り外しもできますので、お手入れもとても簡単です。外科手術も必要ではありますが、規模が大きいものではないため、安心して治療していただけます。

痛みが少ない入れ歯

痛みが少ない入れ歯

右の写真は、歯茎に接する面にシリコン状の素材を使用した入れ歯です。接触面が柔らかい素材となるため、痛みを感じにくく、吸着力も高くなります。また、大きなお口を開けても外れにくくもなります。

品質の高い入れ歯を製作するために

入れ歯がお口にフィットしていないと、「安定しない」「外れやすい」「痛い」「噛めない」などのトラブルが発生します。こうしたお悩みは意外に多く、当院でもそういったトラブルを抱えた患者さんを多数診察してきました。

しかし、これらは「入れ歯であれば必ず直面する悩み」ではありません。患者さんのお口に合った入れ歯を作ることができれば、こうした悩みの大半は解決します。具体的に、どのようにすればお口に合った入れ歯を作るのか、その方法についてご紹介します。

診断用義歯

診断用義歯

一般的な入れ歯製作では、患者さんの歯型を基に入れ歯を作製していきます。しかし、それでは不十分です。お口の中は、食事をしているとき、会話をしているとき、何もしていないときなどで、それぞれに違う動きをしています。

そのため、単純な歯型を基にした入れ歯製作では、「何もしていないとき」にしか適合できない入れ歯になってしまいます。当院では、普段の生活で生じる様々なお口の動きを「診断用義歯」を利用してチェックします。これにより、お口に最適な入れ歯の形状を求め、それに合わせて入れ歯を作り上げていくのです。

歯科技工士との連携

入れ歯は、歯科医師の診断をもとにして、歯科技工士が製作しています。そのため、診断の水準だけではなく、歯科技工士の技能レベルが入れ歯の最終的なでき栄えに大きく反映されてきます。

当院では、経験と技量を十分に兼ね備えた歯科技工士と連携することで、よりクオリティの高い入れ歯をお作りしています。

歯をデザインすることは美しさを創造すること

歯をデザインすることは美しさを創造すること

歯にはかなり個性が現れます。口元が変われば、大きく印象も違ってくるのです。その方に合った色・形が歯にはあります。こうした個性を最大限理想的なものにすることができるのも魅力です。

ナチュラル型

ナチュラル型

前歯の先端を結ぶ線が、一直線上に並ばないタイプです。日本人の自然な歯並びに多く、口元が小さく見えやすい効果があります。

ストレート型

ストレート型

前歯の先端が一直線上に並ぶタイプです。欧米人に多く見られ、口元がくっきりと強調された印象を与えます。

クローズ型

クローズ型

前歯の先端がすべて一直線上に並び、かつ歯と歯が少しずつ重なっているような形になっています。このタイプは日本人の女優さんに多く見られ、女性的な印象が強調される歯並びです。

スマイルライン型

スマイルライン型

下唇と前歯のラインが平行なカーブを描くタイプです。ハリウッド俳優などにも多く見られ、「世界的に好まれる歯並び」と言えます。

入れ歯で悩まれている方はぜひご相談ください

入れ歯製作には理論があります。その理論を踏襲すれば、一時的なクオリティは一定以上担保された入れ歯ができます。

しかし、それはあくまでも「一時的な」ものにすぎません。お口の中の状態が年齢や生活習慣とともに変化していくことが原因です。よりよい入れ歯作りのためには、こうした「少しずつ変わっていくお口の様子」を理解し、将来に渡ってできるだけ長く使える入れ歯を作っていく必要があります

また、そうしたことを念頭に置いていても、やはり経年とともに入れ歯がお口に合わなくなってしまうこともあります。

入れ歯でお悩みの方は、ぜひ一度当院までご相談ください。今使っている入れ歯を調整、あるいは再度新しいものに変えることで、より長く、健康的な生活を取り戻しましょう。

初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

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