インプラント

01インプラント治療を担当するドクター

02コンピューターインプラントで人為的ミスは最小限に

コンピューターインプラントは、CTやシミュレーション装置を活用することで治療の成功率を高める手法です。

CT装置

CTは立体的に顎の骨や歯、神経などの位置を確認することができる撮影装置です。一般的な歯科医院にあるレントゲンは、平面的な撮影しかできませんので、CTに比べると正確にお口の中の様子を把握しきることが難しくなります。CTを使うことでより的確な診断が可能になり、治療の安全性と確実性が高められます。

シミュレーションソフト

CTなどで得られたデータをもとに、事前にコンピュータ上で治療のシミュレーションを行うことができます。神経や血管などを傷つけないようにするために、どの部分に、どの程度の深さまで、どの角度でインプラントを挿入すべきかなどの検討が可能です。

ガイドでさらに安全に

より安全性を高めて治療を行うために、必要に応じて「ガイド」というものも利用しています。ガイドはマウスピース状のアイテムで、インプラントを埋め込む場所、角度、深さ、インプラントの大きさなどを反映して作られています。ガイドをお口にはめ込んでいただき、この穴が開いている部分にインプラント体を埋め込むことで、人為的ミスの可能性を大幅に低減することができます。

03滅菌管理された環境下でのオペを実施

インプラント治療は外科的処置を伴うため、一般的なお口に対する治療に比べてより厳格な滅菌体制が必要となります。一定の基準をクリアした滅菌機器を使用しています。

クラスBオートクレーブ

厳しいヨーロッパ基準をクリアしたオートクレーブです。クラスBはその中でも最高基準をクリアしたもので、「あらゆる種類の器具を完全に滅菌できる」と認定されています。器具に付着している様々な細菌やウイルスを除去し、清潔な状態に戻すことが可能です。

04歯科用顕微鏡で細部までしっかりとチェック

より精密な治療を行うために、当院では歯科用の顕微鏡（マイクロスコープ）を導入しています。肉眼と比べて数十倍にまで視野を拡大することができます。

下の画像は、千円札の裏側を肉眼とマイクロスコープで見て比較したものです。右側の写真（マイクロスコープ）には「ニ」「ホ」「ン」の隠し文字があるのがハッキリと分かりますが、左側の写真（肉眼）ではよく分かりません。マイクロスコープは高精度治療を行うために必要不可欠な機器です。

ガイドデントは安心の10年保証システム

インプラントの保証が受けられる期間は、一般的には約5年と言われています。しかし、当院では第三者保証機関である「ガイドデント」に認定されており、期間も施術後10年間の保証となっています。さらに、一般には保証対象とならないような治療についても、保証対象内として再治療を受けることができます。

・偶発的な事故でも保証
一般的には、「普通に生活していただけなのにインプラントが取れてしまった」というような場合でしか、保証を受けることはできません。しかし、ガイドデントに認定されている歯科医院で施術を受けた場合には、レジャーやスポーツ、仕事中のアクシデントなどでインプラントが抜けてしまった場合でも、保証の対象となります。

・当院以外でも保証が受けられる
通常のインプラント術では、治療を行った歯科医院でしか保証は受けられません。当院の場合、全国のガイドデント認定会員が在籍している歯科医院で、同様の保証が適用されます。これにより、引っ越したり、旅行先で突然のトラブルに巻き込まれてしまったりしても、安心して継続した保証を受けることができるのです。

糖尿病・心臓病などの持病をお持ちの方

糖尿病や心臓病、高血圧などの持病を持っている場合、インプラント治療は多少リスクのある治療と考えられてきました。しかし、近年ではインプラント施術中の生体モニタリングによって、こうした持病のない方と大差ない安全性で手術が行えると考えられています。当院では、内科の担当医などの判断も仰ぎながら、インプラントのご提案をさせていただきます。

骨が少ない・薄い方

インプラントでは、あごの骨に土台となる金属を埋め込む必要があります。そのため、あごの骨が少ない方はインプラントを断られることがあります。

当院では、治療前にあごの骨を増やす「骨造成」という手法を用いることもできますので、こうした患者さんにもご対応が可能です。骨造成はどこの歯科医院でもできるというわけではありませんので、お悩みの方はぜひご相談ください。